心の中にいる90年代の少年少女がコミックと機械式時計に目がないなら、Fossilの最新作は気になるかもしれない。同社はMarvelを代表するヒーローのうち、特に知名度の高いSpider-ManとThe Incredible Hulkを主役にした新コレクションを発表した。
The Incredible Hulkエディション:大胆なグリーン
Hulkウォッチは強烈な存在感を放つ。直径45mmの重厚なステンレススチール製ケースを採用し、グリーンの巨人がオープンワーク文字盤を文字どおり突き破る姿を描いた。Fossilは定番のグリーンとパープルを徹底して使い、シリコンとナイロンを組み合わせたストラップにも同じ配色を続けている。
大胆でにぎやか。正直なところ、Bruce Bannerがかんしゃくを起こしたとき、うっかり壊してしまいそうな物にも見える。
Spider-Manエディション:ウェブに捕らわれた?
リングの反対側にいるのがSpider-Manエディションだ。1990年代コミックのダークな時期から着想を得て、直径42mmのブラックステンレススチール製ケースを採用。グラデーション文字盤には立体的なウェブが広がり、ガラスを越えてレザーストラップまで続いている。
ただし、このモデルには一つ言いたいことがある。控えめでダークな雰囲気は好きだが、Spider-Manモデルには面白いディテールを持つベゼルが足りないと思う。滑らかなブラックケースを見ていると、全体のデザインに何かが欠けていると感じる。表面に質感を持たせたベゼルや、縁にウェブを刻んだディテールがあれば、全体がもっと一つにまとまったはずだ。今の姿は、しゃべることを決してやめないスーパーヒーローにしては少し静かすぎる。
気に入った点:メカニズムと見せ方
このコレクションが本当に優れているのは、時計そのものの仕上げと見せ方だ。この二点については、Fossilを大いに評価したい。
ムーブメント: 両モデルに自動巻きムーブメントを選んだ点はとても気に入った。2本とも日本製自動巻きムーブメントを搭載し、部分的にスケルトン仕様となった文字盤とシースルーバックから眺められる。コミックを題材にした時計へ機械式の心臓を入れることで、単なる面白グッズから本格的なコレクターズアイテムへと格上げされた。
パッケージ: Fossilの限定時計は、パッケージや細部へしっかり配慮しているところが本当に好きだ。限定時計用としては、市場でも特に美しいパッケージの一つだと思う。
どちらのモデルも、Marvelの歴代コミック表紙を使った専用ボックスに収められている。各時計には個別番号が付けられ、The HulkとSpider-Manの対決を描いたコレクター向けピンバッジも同梱される。
結論
Spider-Man vs. The Hulkコレクションは、楽しく懐かしい新作だ。Spider-Manウォッチの外装にもう少し迫力が欲しかったが、自動巻きムーブメントとFossilの優れたパッケージによって、Marvelファンには十分魅力的な選択肢となっている。ただし、Hulkを受け止められるだけの手首の太さは必要だ。
各モデルの小売価格は約449ユーロ。気軽な面白グッズの価格帯は超えているが、その仕上がりなら納得できる。
さあ、ファイターを選ぼう。
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